お話
おはなしレストランへようこそ!
君(きみ)にピッタリの今日(きょう)のメニューは、これ!
あるとき、ふとあらわれる不思議(ふしぎ)なレストラン。
このレストランでお出しするのは、食べ物のお料理ではありません。お客様(きゃくさま)にピッタリのお話をご用意(ようい)する、その名も「おはなしレストラン。」
ある日、使(つか)いこまれたランドセルを背負(せお)った男の子がやってきました。
「このランドセルがピカピカだったころ、ボクはなんでもできるような気がしていた。でも…。」
ふうーっと、ためいきをついたその時に、レストランはあらわれる。
「いらっしゃいませ。おはなしレストランへようこそ。君にピッタリの今日のメニューは、これ!」
さて、とびらを開けたその先で、男の子を待っていたお話は・・・。
原作:ブレーメンの音楽隊・大きなかぶ
脚色:宮田恵紀子 演出:岩本道夫・村岡由美子
音楽:村岡由美子 フリー素材Puppet・フリー素材Harvest6 美術:矢羽田輝伸
衣装:柿平衣名美 照明:真野亮文
制作:上保節子
舞台写真
感想
子ども達から届いた感想
- 「おはなしレストラン」で思ったことは、夢なんてかなうわけないと、やる前から決めつけないで、その夢に自分のペースで一歩一歩進んでいきたいと思いました。面白かったところは、みんなで協力して悪者をたおしたところがおもしろかったです。
小学校5年生
- わたしたちにすばらしい劇を見せてくれて本当にありがとうございます。歌もおもしろくてわくわくします。
とくにおぼえていた場面は、どろぼうをおいはらったところです。みんなで協力してどうろぼうをおいはらう力があってすごいなと思いました。
おもしろかったところは、ごちそうを食べるところです。ぼくもおなかがすきました。
また来てください。
小学校4年生
- 男の子が最初に考えていたことや気持は、他の人たちと自分をくらべてしまっていたけど、最後はロバやニワトリやネコといっしょにいるうちに、自分は自分のままでいいと思えるようになったのかなと思いました。私も「私のままでいいんだな」と思いました。
小学校5年生
先生方から届いた感想
- 主人公と同じような思いをしている子は多くいると思います。そんな自分と重ねて、自分事として観劇しているようでした。
- 子どもたちの声が劇の一部となっているのも良かったです。楽しそうな表情をしている子がたくさんいました。
- 子どもたちが共感できる場面が多々あったと思います。役者さんたちの表現の豊かさも印象深かったと思います。
静岡県 浜松市 小学校
- 本物の演劇を目の当たりにして、子どもたちはとても楽しく学ぶことができました。
- 声の大きさ、迫力、体の使い方など表現活動において子どもたちはにとっても手本になると思った。
- おはなしの世界にどっぷり浸ることで心を動かされたいたと思う。
- 終演後感想を言ってくる子が何人もいた。
- 子どもたち同士でここがおもしろかったよねーと共通の話題で話が盛り上がっていた。
- すごい集中力で観ていた。観終わった後「また見たい」と口々に言っていた。
- 生の演技を見られる機会は子どもたちにたくさんの刺激を与えてくれる。迫力や熱意、生でしか味わえず、そこから感じ取ることは多いと思う。
- 今回の劇から、あきらめずにやることの大切を感じた、と振り返りで答えていた子どもが、翌日の算数の計算の練習問題で間違えても弱音を吐かずに頑張るぞと最後まで友達に教わりながら解きなおしていた。
- 本当に楽しめました。明るい内容、メッセージ性のあるもので子どもたちに伝わりやす良かったです。
静岡県 富士市 小学校